廃盤ブーレーズのニーベルングの指環12CDセットです。 録音、演奏とも洗練されていてショルティ以降では一番重要なセットではないでしょうか？ ラインの黄金は92年のドイツ盤2枚組、ワルキューレは92年のドイツ盤3枚組、ジークフリートは96年各幕1枚のバラ3枚イタリア盤で計3枚で珍しいです。神々の黄昏は92年のドイツ盤で4枚組。 ラインの黄金とワルキューレは紙箱歌詞解説付き。 経年なりの傷みはありますがまずまず綺麗。 盤面は綺麗です。 ワーグナー：楽劇『ニーベルングの指環』全曲 ブーレーズ指揮バイロイト祝祭管弦楽団＆合唱団、ほか CDは『神々の黄昏』のみ1979年、他が1980年の収録となっています。雰囲気重視のDVDに対し、解像度に勝るストレートなCDの音質は、ブーレーズの精緻な指揮ぶりを味わいたいワグネリアンには最適と思われます。 指揮者はピエール・ブーレーズということで、フランス人による斬新な『リング』が誕生することになるわけですが、明晰な論理、明確なドラマトゥルギーの実体化は、数年のうちにバイロイトの観客から絶賛をもって迎えられるようになります。 楽劇『ラインの黄金』 ヴォータン：ドナルド・マッキンタイア ドンナー：マルティン・エーゲル フロー：ジークフリート・イェルザレム ローゲ：ハインツ・ツェドニク アルベリヒ：ヘルマン・ベヒト ミーメ：ヘルムート・ハンプーフ ファゾルト：マッティ・サルミネン ファフナー：フリッツ・ヒューブナー フリッカ：ハンナ・シュヴァルツ フライア：カルメン・レッペル エルダ：オルトルン・ヴェンケル ヴォークリンデ：ノーマ・シャープ ヴェルグンデ：イルゼ・グラマツキ フロースヒルデ：マルガ・シムル 楽劇『ワルキューレ』 ジークムント：ペーター・ホフマン ジークリンデ：ジャニーヌ・アルトマイアー ヴォータン：ドナルド・マッキンタイア ブリュンヒルデ：グィネス・ジョーンズ フンディング：マッティ・サルミネン フリッカ：ハンナ・シュヴァルツ ゲルヒルデ：カルメン・レッペル オルトリンデ：カレン・ミドルトン ヴァルトラウテ：ガブリエレ・シュナウト シュヴェルトライテ：グウェンドリン・キルブルー 合唱：バイロイト祝祭合唱団 合唱指揮：ノルベルト・バラチュ 管弦楽：バイロイト祝祭管弦楽団 指揮：ピエール・ブーレーズ